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エスリンゲンの中世のクリスマスマーケットで異世界転生!

南西ドイツのシュトゥットガルト近郊の街エスリンゲンの中世のクリスマスマーケットが凄い!
エスリンゲンの市庁舎前の石畳の広場で11月末から開催されるクリスマスマーケットには、「中世市」と称するエリアがあります。
木造の城門をくぐると、屋台も中世風、お店の人も中世の衣装をまとい、流通する通貨もユーロではなく旧貨の「ターラー」と称する念の入れよう。

エスリンゲンのクリスマスマーケット
© Esslinger Stadtmarketing & Tourismus GmbH

山羊男

特に度肝を抜くのが、異世界からやってきたような大道芸人たちのコスチューム。
山羊のような角の生えた皮の帽子に、山羊の足のような靴を履くこの男は、山羊男とでも呼ぶのがふさわしいでしょう。
この山羊男は、時に酒杯を傾けながら屋台の者と言葉を交わし、市場をゆっくりと闊歩。
この世のものとは思えない異様な雰囲気を醸し出していました。

女の子の騎士のショー

「メルヘンのテント」と称する一角では、魔法の文様(?)を顔に塗った可愛らしい女の子たちが、馬面の付いたスカートをまとって騎士のショー。
司会進行の女性は「これから、ここにいる勇敢な騎士達が、危険を顧みず、騎乗のまま炎の輪をくぐってみせます!」と言い、炎に見立てた赤い布の付いたフラフープを取り出す。
「灼熱に燃える真の炎です!」と客に触らせると、「アチチチチッ!」と言って客も応じ、観客からどっと笑いが起こりました。

中世の乞食

中世の大道芸人や楽師の演奏もさることながら、一番衝撃を受けたのは、市場をうろつくこの乞食!
ボロをまとい、手には施しを受けるための木皿、悪態や呪いの言葉を吐きながら、雪がちらつく寒さの中、何と裸足で石畳を歩く迫真の演技!
中世において乞食は職業として成立し、施しを拒まれると口ぎたなくののしったと伝えられていますが、まさにその言い伝えを地で行くリアルなパフォーマンスで、突如、中世の市場に異世界転生してしまったかのような錯覚を得た瞬間でした。

そんなわけで異世界転生感を満喫できたエスリンゲンの中世のクリスマスマーケット。
ここまで書いたのは2013年の思い出ですが、今年2017年は11月28日から12月22日まで開催されます。
今年はどんな異世界が現出するんでしょうか。実際に行ってみないとこの不思議な感覚は味わえません!
公式サイト(ドイツ語)はこちら

【余談】ちなみにこの中世のクリスマスマーケットは1997年から始まりました。
2017年で20周年です。
「最初はわずか6件の中世風の屋台で始まった。」
「これが国際的な成功をもたらすとは最初は思いもよらなかった」とエスリンゲンの観光局長さんは述懐しています。
インタビュー記事(ドイツ語)はこちら

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